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石けん

『石鹸』

ここでは石鹸に少し注目して、あなたのもとへ役立つ情報をお届けしたいと思っています。

あなたの普段使う石鹸は、固形の石鹸ですか?それともボトルタイプのボディーソープですか?一般的には、ボトルタイプの石鹸の方が洗浄力が強いといわれています。

ですから、肌がカサつくかなって思っている人にはボトルタイプの石鹸はあまりお勧めできません。洗浄効果が比較的に穏やかな固形石鹸をよく泡立てて体を洗うのがよいでしょう。

 

『弱酸性の石鹸が肌にいいといわれる訳』

今ではCMなどでも良く聞く「弱酸性の石鹸」
この弱酸性が肌にいいといわれるのは、なぜでしょうか?
実は、肌の水分を保持する役目を持っている「NMF]の減少を防ぐことが出来るのです。

NMFとは、ナチュラル・モイスチャライジング・ファクター(Natural Moisturizing Factor)の略で、人間がもともと持っている肌(皮膚)の保湿成分です。この成分は天然保湿因子ともいわれている成分です。

このNMFはもともと肌に備わっている保湿成分で、約40%がアミノ酸でつくられており、そのほかには乳酸・カルボン酸・尿素・糖類などによってつくられています。

しかし、このNMFは石鹸で体(顔)を洗うことによって、溶けて体の外へ出ていってしまうのです。あなたも毎日お風呂に入り、石鹸で体を洗っていると思いますが、石鹸を流すと同時に、NMFも洗い流してしまっているのです。

では、どうしたらNMFが体外へ出ていってしまうのをおさえることが出来るのでしょうか。
ここに「弱酸性の石鹸が肌にいいといわれる訳」が隠されているのです。

NMFが溶けて体外へ出ていってしまう量は、石鹸の種類やpHによって大きく左右されるのです。そして石鹸が弱酸性であるとNMFの流出を最小限におさえることが出来るのです。

あなたもご存知だと思いますが、一般的には弱酸性よりアルカリ性の方が洗浄力が優れているといわれています。しかし弱酸性の石鹸には肌に必要な保湿成分を残すという役目も持っていますので、どちらがよいとはいい難いところです。

理想的な石鹸は「弱酸性のように肌に優しくアルカリ性のように洗浄力を持っている」といったところですね。体を洗ったあとは、保湿を行うことを忘れないで下さいね!特に、感想肌の人や敏感肌の人は保湿成分が入っている化粧水やクリーム、美容液などを使って、しっかりとスキンケアをしましょう。